学びエンジン診断

株式会社ベネッセコーポレーション様

株式会社ベネッセコーポレーション様
「リスキリングで何を学べば?」層の行動とコミュニケーションのきっかけを醸成
学びエンジン診断

TOPICS
・圧倒的なコースの多さがかえってユーザーのお悩みに
・緊密な連携のもと短納期でもクオリティ確保
・イベント会場でも大好評!診断コンテンツ活用の可能性
・人と人をつなぐコンテンツ。結果タイプが会話のきっかけに

幼児から社会人まで、幅広い年齢層にさまざまな学習サービスを提供する株式会社ベネッセコーポレーション様。近年のリスキリングブームのなかで企業からも個人からも注目が高まっているのが、動画学習プラットフォームの「Udemy」です。学びたい人と教えたい人をつなぐ学びのグローバルマーケットプレイスとして、世界中に数千万のユーザーを抱えています。

Udemyで提供されている「大人の学び」は、ビジネススキル、マーケティング、デザイン、開発、IT・ソフトウェア、自己啓発、写真、音楽など多種多彩。自分にあった学びとの出会いのきっかけづくりとして、ライトアップに診断コンテンツの制作をご相談いただきました。
ご担当者である五十嵐萌子様からお話を伺います。
■圧倒的なコースの多さがかえってユーザーのお悩みに
Udemyには現在22万本以上のコンテンツが掲載されており、法人向けサービスのUdemy Businessにはそこから厳選された約1.4万本の講座がラインアップされています。
誰もが学びたくなる魅力的なオンライン学習コースを気軽に選べるプラットフォームになっている反面、「講座数が多すぎて、何から学べばいいかわからない」というユーザー課題があったそうです。

「まずは気軽に性格診断を楽しむ感覚で、自分自身の学びのモチベーションがどこにあるのか、どんな学びが性格や学習スタイルに合っているのか、客観的に分析できるような診断コンテンツを制作したいと考えました。
おすすめの講座や学んでほしいカテゴリをレコメンドすることで、ユーザーさんのコース選びの手助けになればいいなと思ったのが、ライトアップさんにご相談したきっかけです」と五十嵐様。


今回ライトアップで携わったのが「学びエンジン診断」です。ロジック、テキスト制作、デザイン、コーディングまでを担当しました。

実はUdemyとライトアップの出会いはこれが初めてではありません。
2019年には、ユーザーの働き方のスタイルを分析して、自分らしく働き続けるために必要な学びを提案する診断コンテンツを制作。2021年にリニューアルし、現在も多くの皆様にご活用いただいています。

この診断がとても好評だったため、リバイバルをしたいという思いから2年ぶりにお声がけいただいたそうです。

ライトアップでは、過去にご依頼いただいたお客様から「あのときのような診断コンテンツを」「時代の変化に合わせて新しい診断を」などとご相談を受けることは珍しくありません。お付き合いが長いお客様が多いのも、ライトアップの特色のひとつだと言えます。


■緊密な連携のもと短納期でもクオリティ確保
「学びエンジン診断」の制作は、ご相談いただいてから納期までが3週間ほど。
ベネッセコーポレーション様が実施した「リスキリングに関する生活者理解のためのインサイト調査」の結果リリースと同日に診断を公開することが決定しており、制作期間が限られたなかでスタートしました。

また、ロジックは既存の心理尺度を用いずに、調査の結果サマリーをもとにオリジナルで構築しました。
慎重な検討や時間を要する作業が多いなか、ベネッセコーポレーション様のご協力と緊密なコミュニケーションがあってこそ、短期間での納品を実現できたといえます。
制作プロセスでのライトアップの印象やできあがった診断についての感想を、五十嵐様に伺ってみました。

「キャンペーンの時期やリリースのタイミングが迫っていたこともあり、かなりタイトなスケジュールでの制作だった思います。それにも関わらず、事前ヒアリングを丁寧に実施いただいたおかげで、初稿の段階からかなり理想に近いものをお出しいただけました。結果、納期よりも早い段階でデザインと中身が完成できたのは非常に心強かったですね。

診断ロジックについても専門的にアドバイスいただけましたので、納得感のあるものができたと思いますし、今回弊社がお出ししたリリース内容をもとに、各タイプのキャラクターにマッチした診断結果が制作できたと感じています」。

公開前には、社内メンバーの皆さんにも「学びエンジン診断」にトライしていただいたそうです。

「制作段階から完成を楽しみにしていた社員が多く、デモサイトができあがったときにも多くの社員が診断を受けてくれました。当たっている!という声が多かったのも嬉しかったですね。
弊社内では『メラメラ探検家』と『たたきあげ将軍』が多い印象でした。リーダー陣とメンバーとで、タイプが同じだったり違ったり、会話のきっかけになっているのも興味深かったです」。

同じ会社、同じ部署などひとつのコミュニティーのなかでは、「この結果タイプの人が多い」ということがよくあります。業務を共にしたりポジションで目線が変わったりすると、考え方や価値観に共通点が増えてくるのかもしれません。ユーザー層のカラーや傾向が見えてくるのも診断コンテンツを実施するメリットであり、おもしろさでもあります。


■イベント会場でも大好評!診断コンテンツ活用の可能性
WEBマーケティング施策の一環として活用されることが増えている診断コンテンツ。今回の「学びエンジン診断」の成果はどうだったのでしょうか。

「Udemy Businessの利用企業さんに発行しているメールマガジンでの反響がかなり大きかったです。1週間以内で100名以上の方が受けてくださいました。また、Xでも投稿したところ、少数ですが診断結果を拡散してくれている方々がいて、診断系のコンテンツとSNSとの相性の良さを感じています」。

さらに、本診断の展開はWEBだけに留まりません。Sansan主催のイベント、Climbers 「リスキリングDAYS 大人の学び場 2024」にベネッセコーポレーション様が協賛でブース出展するにあたり、メインコンテンツとしてこの「学びエンジン診断」のパネルを展示されました。
イベント会場では、パネルの前で立ち止まってQRコードから診断を試す人の多さに驚かれたそうです。



「その場で診断を受けていただき、自分に合った講座を併設しているUdemy Businessのデモブースで体験していただく狙いでパネル展示を実施しました。実際、この診断がキーとなってデモブースへの流れができたおかげで、スタッフの声かけや誘導もスムーズだった印象です。

結果的に2日間で1,000名以上の方に来場いただき、840名もの方々に学びエンジン診断を受けていただけました。限られた接触時間のなかで『たった10問、短時間で診断結果がわかる』という点がアピールポイントになったようで、メイン展示としてとても効果的だったと思います」。

ポスターやチラシなど紙媒体においてQRコードでサイトへ誘導する手法はよく使われていますが、診断コンテンツは特に多くの人の関心を引くようです。イベントをはじめリアル空間での展開も視野に、診断コンテンツを活用する企業様は今後も増えていくかもしれません。



■人と人をつなぐコンテンツ。結果タイプが会話のきっかけに
イベント会場で人気を博した「学びエンジン診断」について、五十嵐様はさらにこう続けます。

「皆さん、性格診断と聞くとやってみたくなるようで、特に20代~50代くらいまでのグループで来場していた方々が、仲間同士で結果を見せ合いながらワイワイ楽しそうにしていた姿が印象に残っています。

また、Udemy Businessを利用中の企業様のユーザーさんもたくさんお越しくださったのですが、『「学びエンジン診断」とても面白いです!社内でも拡散しますね!』と言ってくださった方が複数いらっしゃったんですよ」。

エンタメ感覚で楽しめ、ユーザーの行動を後押ししてくれるのが診断コンテンツの良さですが、「学びエンジン診断」は社内外でコミュニケーションが生まれるきっかけづくりにも貢献できたようです。

「WEB以外でもいろいろなシーンで活用できる可能性と手ごたえを感じた」という五十嵐様。今後も引き続きイベントや、Udemy Businessの認知拡大のプロモーションなどで本診断を活用したいと考えているそうです。

「学びエンジン診断」との出会いをきっかけに、ひとりでも多くの方が自分自身の学びのモチベーションを知り、前向きな気持ちで学びにチャレンジしてくださることを願っています。

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