ホームページ内テキストライティング

吉田金属工業様

吉田金属工業様 テキストライティング
伝えたいのに、伝えきれない“想い”をカタチに
吉田金属工業様のホームページ内テキストライティング


TOPICS
・書くことに関してはライトアップが信頼できる
・言葉のプロによる「コピーワーク」と「調整力」
・丁寧なヒアリングで“想い”に共感、言葉にできないニュアンスまで文章化
・ホームページが充実し、集客に集中できるように

吉田金属工業(YOSHIKIN)様は、1983年に世界に先駆けてステンレス一体構造包丁「GLOBAL」を発表し、包丁業界に新しく“オールステンレス包丁”というジャンルを確立。欧米をはじめ、世界各国で高い評価を受ける「GLOBAL」シリーズのほか、日本の食卓で扱う食材と料理に特化して開発された「GLOBAL-IST」シリーズをラインアップする日本を代表する世界的な包丁メーカーです。

世界唯一の直営店であるYOSHIKIN SHOP六本木店にうかがい、営業部長の小野 悟様にライトアップのライティングについて振り返っていただきました。

■ライトアップの「書く」とは、依頼人の「想い」に寄り添うこと
吉田金属工業様


料理を「作る」ではなく、創造性に富んだ「創る」に格上げしてくれる…そんなドラマチックな包丁を製造するのは、ものづくりで有名な新潟県燕・三条地区に本社を置く吉田金属工業(YOSHIKIN)様。
ただ切るだけではない、料理をする人のクリエイティビティを刺激するキッチンツールであることを、限られた文章量で表現しつくす。それが、ライトアップに託されたミッションです。

今回の案件の担当者である吉田金属工業(YOSHIKIN)の小野様は、ライトアップへの依頼時にこう話されました。
「GLOBAL-ISTの包丁は、調理における作業をこなす一本ではなく、さまざまな食材・料理に特化したシリーズです。できれば全部そろえて、使い分けてほしいと考えています。
道具は、使い分けてこそ最大限にパフォーマンスを発揮できる。包丁も、食材や調理方法に合わせて使い分ければ、料理の仕上がりが全く違ってきます。用途に合った道具を選ぶことによって、味が格段に上がるんです。
たくさん包丁を使えば、洗うのも大変だし、手入れも面倒。使い分けるには知識も必要です。でも、仕上がりは確実に変わる。なんでも時短が良しとされがちですが、GLOBAL-ISTシリーズは、『あえて料理に手間をかけませんか?』という投げかけなんです」

小野様の話を伺い、ライトアップは「一本の包丁でなんでも切る」という家庭の包丁への「思い込み」を捨てました。

「料理は単なる作業ではなく、心を伴うもの」という“想い”を感じ取ったからです。

企業の歴史や製品のコンセプトを理解し、依頼者の“想い”に寄り添う。
私たちライトアップの「書く」仕事は、こうしたプロセスを何よりも大切にしています。


■「ヒアリング」「語彙」「調整」が不足した専門知識をカバー
吉田金属工業様


吉田金属工業(YOSHIKIN)様では、これまでホームページ内の文章は小野様を中心に全て社内で内製されていました。しかし、製品への“想い”が強いことから「気持ちが入りすぎて文章が膨大になってしまう」「用語や表現が一般の人に伝わりにくい」といった課題があったそうです。
そこで、ホームページの文章を見直すことに。
ライティング会社について調べていたところ、「書くことに関してはライトアップが信頼できる」との評判を耳にし、ライトアップへお声がけくださいました。

包丁に関しては素人であるライトアップ。
ご要望に添うことはできたのでしょうか。小野様はこう振り返ります。

「ヒアリングをしっかりしていたことが印象に残っています。包丁の知識や専門的な用語をご理解いただくのに少し時間がかかりましたが、かえってそれが気づきにつながりました。我々が当たり前に使っている言葉が、ライトアップさんには伝わらない。それは、一般の方にも伝わっていなかったということなんです」

説明することによって知識の整理ができ、これまで見落としていた一般的な感覚を教えてもらった、と小野様。「一般消費者にも伝わる、別の言葉や言い回しを提案してもらったことも勉強になった」とのこと。

「細かいリテイクは何度もありましたが、その都度、辛抱強く話を聞き、納得がいくまで調整してくれたのはとてもありがたかったです。言葉で説明しにくいニュアンスまで、きちんと文字にして伝わるようにしてくれる。何度も何度も確認しながら、最後まで熱心に対応してくれました。実際に当社の製品を使って『この包丁はこういうところがいいんじゃないか』と逆に教えてもらったのも新鮮でしたね」

■「言葉の力」でミッションコンプリート!吉田金属工業様



吉田金属工業(YOSHIKIN)様から特に喜んでいただけたのは、コピーワークです。
小野様からこんなうれしい言葉をいただきました。

「すごいな、と思ったのは『Made in Japan, Made for Japan』というフレーズ。GLOBAL-ISTのウリをズバッと表現する感性はさすがだと感心しました。『そう!まさにこれが言いたかった!』というコピーが一発目から出てきたのは、衝撃でしたね。私たちの長い話を、よくたったひと言で…言葉のプロってこういうことなんですね。私たちからはとても出てきません。話すことなら何時間でも続けられるんですけれど(笑)」

ホームページ内の文章が充実したことで、今後は集客に注力していくという吉田金属工業(YOSHIKIN)様。
YouTubeに小野様ご自身が製品を紹介する動画を次々アップするなど、積極的にWEB集客に取り組んでいらっしゃいます。将来的には、自社だけではなく、鍋やフライパンなどの他社とコラボレーションしてキッチンイベントにも挑戦したい、との展望を教えてくださいました。

料理の楽しさ、すばらしさを伝えたい——。

最後に、吉田金属工業(YOSHIKIN)の「想い」があらわれた小野様のエピソードをひとつ。
「家族のためでも、自分のためでもいい。誰かを喜ばせるために料理というものはあると私は思います。それはとても素敵なことですよね。良い包丁を使って気持ちよく切ることができれば、料理そのものが楽しくなる。喜んでくれる誰かのために、また料理をつくりたくなる。工夫してもっとおいしくつくろうと考える。それが料理を“創る”ということなのです。GLOBAL-ISTが、料理のモチベーションや創造性を刺激するきっかけになってくれたら」

楽しんでこその料理、料理は絆づくりだと語る小野様。
自宅で魚をさばいていた際に娘さんが興味を持ち、一緒に市場に魚を買いに行ったのだとか。
包丁がさまざまなコミュニケーションと思い出を生むのですね。

包丁を通じて、素敵な“絆”を紡ぎ続ける吉田金属工業(YOSHIKIN)様を、これからもお手伝いできることを願っています。

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