「SEO!やっぱりSEO対策に力入れなきゃだめだよ!」
こんな感じで、WEBコンテンツ制作の現場で連呼されることが多い「SEO」ですが、その正体は霞のごとくつかみにくいものであります。自社サイトのSEO対策でお困りのWEB担当者様も多いのではないでしょうか。
もっとも簡単で手軽なSEO対策は、文章の見直し。
既存コンテンツの文章をちょっと変える(リライト)だけでも、検索順位がグーンと上がることもあるんですよ。
ということで今回は、 私がWEBライターとして実践してきた
SEOライティングのノウハウをご紹介。
すぐにでも試せ、効果大な簡単メソッドを厳選してお届けするので、どうぞお役立てください!
<基礎編>
■メソッド1:ニッチなSEOキーワードで「テーマ」をつくるたとえば「SEO対策」がコンテンツのメインキーワードだとします。
「SEO対策」単独で上位を狙うのはまず無理なので、第2キーワードを念頭に置き、そのテーマでライティングするのがおすすめです。
「SEO対策 誰でもできる」とか「SEO対策 無料」といった感じですね。
第2キーワードを何にするかで迷ったら、SEOツールでキーワード選定をおこなう方法も。
無料のSEOツールもありますが、有料ツールを使うとより確度の高いキーワードが見つかります。
■メソッド2:キーワードの含有数を意識する私がSEOライティングを行うときは、2000字程度のテキストであれば、10~15回くらいはキーワードを入れるようにしています。第1キーワード、第2キーワード、それぞれうまいこと10回くらい登場させられると、よりSEO効果が期待できます。
ただし、不自然なキーワード連呼は「読者に不親切」と判断され、順位を下げられてしまう可能性も。
自然になじませるのはそれなりのテクニックがいるので、ライティングが苦手な方は、最初はキーワードを意識せず書いたほうがいいと思います。
読み直す段階で、うまくキーワードを入れ込めるポイントを探してみましょう。
キーワードを追加できる箇所はないか等、SEOを意識した調整をしてみてください。
■メソッド3:タイトル・見出しには必ず主要キーワードを入れるタイトルにキーワードを入れるのは必須。しかも最初もしくは前半に登場するようにすると、SEO効果が高いようです。見出しにも、もし可能であれば入れたほうがいいですね。
テーマにもよりますが、
「○○の作り方」「○○とは?」「○○まとめ」「○○3つの方法」
こんな感じの文言を使用するとユーザに読まれやすい傾向があります。
<応用編>ここからは、SEOライティングをする人の想像力…というか妄想力がものを言うテクニックになります。
■メソッド4:検索窓にぶつけられるストレートな言葉を利用する本当に知りたい情報があるとき、検索窓にストレートな願望や欲求をそのまま言葉にして入力する人が、少なくありません。
たとえば、「○○なんていらない」とか「もっと〇〇したい」といった感じです。
このユーザ心理をイメージできれば、ライバルを抑えて上位表示されることが容易になります。
たとえば先ほどから例に使用している「SEO対策」というキーワード。
単独ワードで検索すると、上部は広告が占め、その下にはつわものサイトが居並びます。
つまり、よっぽどの対策を講じないとコンテンツが埋没してしまうということ。
ところが、検索窓に「SEO対策ってそんなに大事」と入力すると、ドンピシャの文言を含むタイトルでヒットするコンテンツはわずか数件しかありません。
ピンポイントですが、SEO対策のことをこれから学ぼうとしている人が言いそうな言葉じゃありませんか?(笑)
このあたりを反映したタイトルや内容を心がけると、ライバルも少なく、上位に表示されやすくなりますよ。
■メソッド5:「何を書くか」で差別化を図るコンテンツの中身は、ユーザの困りごと・知りたいことに応える内容になっていることが重要。
「SEO対策」というキーワードから、ユーザの置かれている状況を想像してみましょう。
「自社コンテンツの検索順位が低くて、上司になんとかしろと言われている」とか。
「どんなSEO対策をしたら順位が上がるのかわからない」とか。
そこで、こんなテーマのコンテンツはいかがでしょう。
・1ヶ月でSEO対策の効果を出して上司を納得させる
・検索順位が低いコンテンツには共通点が?WEB担当者が知っておくべきSEOの法則
※あくまで妄想から派生した架空のコンテンツですのであしからず。
よくあるHowToコンテンツには載っていないような、読み手の心理をついた内容を意識して、コンテンツのテーマや切り口を見つけてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
SEOライティングのコツはまだまだたくさんあります。取り上げるサービスや商品、コンテンツの特性などに応じて、最適なSEO施策を施すのが私たちライトアップの仕事です。
サイトそのものから見直すのは大変ですが、既存コンテンツのリライトなら費用も押さえられます。
ぜひお気軽にご相談ください!