SNSマーケティングに求められていること ~運用代行におけるニーズの変遷~

SNS創成期に求められていたのは「安定・安心」


SNS創成期に求められていたのは「安定・安心」


現代のコミュニケーションツールとして欠かせないSNS。その前身は、「ブログ」と「インターネット掲示板」でしょう。インターネット掲示板とは、企業が自社サイト内に設置するコメント投稿欄のこと。テーマに沿ってユーザ同士が意見交換や質疑応答をする活用例が多くあり、いかに話題を生むかが求められていました。

日本でSNSが話題となったのは、「mixi」「gree」がサービスを開始した2004年。またアメリカでは「Facebook」もサービスを開始し、SNSという言葉が徐々に浸透していきました。その後、2008年に「Twitter」と「Facebook」が日本でサービスを開始。Web業界に「SNSの運用代行」というニーズが生まれます。

SNS創成期は、SNS上のコミュニティの話題性が求められていましたが、その裏にあるのが炎上リスク。SNSの運用代行では、安定的にコミュニティを運用することが求められた頃です。
ライトアップではもともと、ブログを活用したマーケティング施策や、掲示板での炎上防止のためのコメント監視業務などを行っていました。これらの運用ノウハウを生かし、SNS運用代行では、コミュニティの管理人代行や活性化、監視などの業務を行っていました。

SNS隆盛期に求められていたのはマーケティング支援


SNS隆盛期に求められていたのはマーケティング支援


SNS創成期は個人ユーザの利用が主でしたが、徐々に企業がSNSアカウントを開設し、情報発信に加えて個人ユーザと双方向でコミュニケーションを取るようになります。新しいサービスも次々にリリースされ、2010年にはInstagram、2011年にはLINEがサービスを開始。企業のブランディング、販売促進に繋がることから、SNSマーケティング隆盛期になっていきます。

SNS隆盛期は企業内にSNSの専任担当者がいて、さらにはTwitter担当、Instagram担当とサービスごとに担当者が分かれるほど、SNSマーケティングに注力される企業様が多かったと思います。
ライトアップでもSNSのマーケティング支援機会が増え、企業の目的に合わせたKPI策定からアカウントのコンセプト設計、投稿内容の企画・制作、レポーティングと、対応範囲は徐々に拡大していきました。

いま、SNSマーケティングの運用代行に求められているのは“企業との並走”


いま、SNSマーケティングの運用代行に求められているのは“企業との並走”


コロナ禍以降は、おウチ時間の影響により消費者とSNSの接点、接触時間が増加。これにより企業におけるSNSのマーケティング戦略は、より重要視されるようになりました。
SNS隆盛期はSNS単体のマーケティングが重視されていましたが、現在はWebマーケティング施策の中で、他の施策とどう連携し、リードナーチャリングするかが企業担当者に求められているように思います。つまり、企業担当者に任されている範囲が拡大しているのです。
そこで運用代行に求められているのは、目標達成に向けて企業と並走すること。ライトアップに多く寄せられるニーズを3つに分けてご紹介します。

(1)アカウントの開設支援
「SNSがマーケティングやブランディングに有効なのはわかっているけど、どのように活用していけば良いのか」というお話をいただく機会が多くあります。やみくもにSNSを開設してしまうと、運用しているうちに目的が見えなくなり、運用が途切れてしまうことも。
そのため「何のためにSNSを始めるのか」「アカウントコンセプトは」「想定ターゲットは」など、目的とゴールを明確にするよう考案して、どのように運用を行なっていくのか戦略を一緒に立案させていただく機会が増えています。

(2)既存アカウントの活性化
すでにアカウントがあるものの、フォロワー数が伸び悩んでいたり、自社がSNSで話題になりづらかったりするお悩みも多く寄せられます。その場合は、キャンペーン実施など、フォロワー数を伸ばすための企画を提案します。
戦略的な目的やゴールの再設定も可能です。

(3)SNSを含むWebマーケティング全体のサポート
企業のご担当者様が担われている業務範囲とその目標を伺うと、SNSだけでなくオウンドメディアやメール施策など他のWebマーケティング施策を担当されていることがございます。
そのため、各領域で獲得した顧客を効果的に育成できるよう、ライトアップではSNSだけでなく複合的な視点でWebマーケティング戦略をご提案することが多いです。

ライトアップが実現するSNSマーケティングの形


ライトアップのSNS運用代行サービスは、アカウントの立ち上げから運用まで、SNSに必要な業務をまるっと承ることが可能です。お客様へヒアリングした上で現状を分析し、ご予算・ご要望に応じたSNS運用プランを個別にご提案します。
ライトアップの特徴は、案件を担当するディレクターがSNS専任ではないこと。メルマガや取材コンテンツ、LP制作などあらゆるWebマーケティング案件を兼務しています。だからこそ、広い視野で、SNSアカウントがより活性化する方法を常に考えながら運用を支援しています。

ライトアップが実現するSNSマーケティングの形
ここで、東北電力様の支援事例をご紹介します。支援当初は「ななび」という、東北6県と新潟県の地元情報を発信するオウンドメディアの立ち上げ、運用でしたが、オウンドメディアの拡大に伴い、東北電力様のイベントやおトク情報を発信する「おでCafe」にサービスを移行。
システム構築と、キャンペーン運用のためにMAツールを導入してリードナーチャリングを実践しています。
現在は「おでCafe」の運用に加え、Instagram運用を支援中です。オウンドメディア、メールマーケティング、Instagramのいずれも、制作会社ならではのノウハウを活かして、企業様をサポートしています。

東北電力様 事例:
コンテンツ制作会社の総合力を「ななび」で実現
総合情報サイトの広範なウェブ業務を一括してサポート

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