スマートフォンの普及でメルマガの閲覧環境が多様化しました。
いまではスマートフォンをメールマーケティング戦略からはずして考えられません。

スマホ以降、閲覧デバイスに応じてデザイン表示を出し分けるレスポンシブ対応が一層、注目されました。

一方でメルマガはメーラー依存が高いため、レスポンシブ技術を使いこなすことが困難です。レスポンシブなメルマガを目指してもメーラー依存の“壁”が立ちふさがっています(*)。

ならばスマホで見ても違和感ないメルマガのデザインを工夫することが肝心です。


スマホ環境で閲覧した際の大きな違和感は「テキストメール」ではないでしょうか？
多くの企業がテキストメールをメールマーケティングに活用しています。
多くの場合、テキストメールは、パソコンでの閲覧を推奨環境にして送っているかと思われますが、スマホが普及したいま、ユーザがテキストメールをパソコンで見ているとは限りません。

パソコン用のテキストメールでは等幅フォントが推奨されており、適宜改行を用いて書くことがメールを熟読させるテクニックです。
アスキーアートを用いた装飾もテキストメールの王道テクニックのひとつでした。

閲覧環境が「パソコンではない」、フォントが「等幅ではない」にもかかわらず、パソコン、等幅を前提にしたテキストメールのまま送り続けていいのでしょうか？

ユーザの閲読環境を検証し、テキストメールの最適な表現方法を検討する必要があります。




(*)本コンテンツを書いている2015年7月時点で、メーラー依存をクリアして完璧にレスポンシブなメルマガを見たことがありません
[ライトアップ調べ]