Googleは2023年10月にメール送信者ガイドラインを変更し、迷惑メールやスパムから受信者を守るため規制強化を発表しました。
その要件の一つに、
「ドメインに SPF、DKIM、DMARC のメール認証方式を設定してください。」との記述があります。
新しいガイドラインは2024年2月より段階的に適用され、2024年6月1日までに対応することが求められています。
さらに、マイクロソフトもOutlook向けに同様の送信者要件を強化しました。
1日あたり5,000通以上のメールを送信する「大量送信者」を対象に、なりすましやフィッシング対策のため、メール認証(SPF、DKIM、DMARC)の設定を義務付けています。
これらの要件を満たさないメールは、2025年5月5日以降に迷惑メールフォルダに振り分けられ、将来的には完全に拒否される予定です。
SPF、DKIM、DMARCは、メール差出人が正規の送信者であることを証明するための仕組みです。
SPFとDKIMはすでに設定済みという企業様は多いでしょう。
DMARCはSPFとDKIMの技術を使った認証で、認証結果に応じて送信メールをどう扱うのかを決定し、結果を通知する仕組みです。
DMARC設定では、対象ドメインの選定やDMARCポリシーの設定を行うため、メルマガ担当者とシステム担当者の連携が不可欠ですが、どう進めたらいいか分からないというお声をいただきます。
DMARC設定サポートサービスでは、ライトアップがメルマガ担当者にかわり、設定を支援いたします。
お困りのお客様はお早めにご相談ください。
参考:Google「
メール送信者のガイドライン」
Microsoft「
Strengthening Email Ecosystem: Outlook’s New Requirements for High‐Volume Senders」