【ECサイト活性化】メールマーケティングのPDCAとは?

更新日:2024/9/27
​​​​INDEX
・ECサイトにおけるメールマーケティングの具体的な実践手順
・メールマーケティングの効果を測定し改善する方法
・ECサイトのコンバージョン向上に役立つツールとサービス
・まとめ:メールマーケティングでECサイトのコンバージョンを最大化しよう

この記事では、メールマーケティングの具体的な実践手順や効果測定と改善方法についてご紹介します。これからメールマーケティングを始める方も、運用中で施策にお悩みがある方も、ぜひご覧ください。
ECサイトにおけるメールマーケティングの重要性と成功の鍵であるリピート顧客の創出についてはこちらにまとめました。

ECサイトにおけるメールマーケティングの具体例


ECサイトにおける新規顧客の獲得、またはリピーターの増加を目的とした、具体例をご紹介します。

ウェルカムメールを活用して新規顧客を獲得する
ECサイトでは初回購入の前に会員登録を行うケースが多いです。会員登録時にメルマガ配信の許可を得た顧客に対して、メールマーケティングを行います。
ウェルカムメールは、メルマガの新規登録者に対して送る最初のメールであり、顧客との関係構築の出発点となります。このメールを通じて、顧客に対する感謝の気持ちを表現し、ECサイトの特徴やお得な情報を伝えることが重要です。
具体的には、初回購入割引や限定プロモーションの案内を行い、顧客の興味を引き、初回の購入につなげることができます。ウェルカムメールは、顧客がブランドに対して持つ印象を形成するため、丁寧な言葉遣いと魅力的なコンテンツで構成することが肝心です。

定期メールで顧客との関係を維持する
月に1度であったり、週に1度であったりと一定のペースで配信するのが定期メールです。ブランド紹介やイベント・セールのお知らせなどと企業によって内容はさまざまですが、シーズンやライフスタイル、顧客の暮らしに寄り添った役立つ情報を定期的に提供することが、顧客との信頼関係をつくり維持するのには有効と考えられます。
また、ターゲットにはどのような内容、どのような頻度が効果的かを見極める必要があります。定期メールを継続して運用するということも重要になるため、ライトアップでは年間通した配信計画をご提案することが多くあります。

ステップメールで製品理解・継続購入を支援
アクションを起こした顧客に対して、決められたタイミングに沿って自動的に配信するのがステップメールです。例えば、サンプルを取り寄せた顧客に対してステップメール施策を行うとします。製品の使い方や特長をわかりやすく紹介して製品理解を促したり、サンプルではなく本品をスムーズに購入できるように誘導したりと、“サンプルを取り寄せた後”のアクションを起こしやすいようにシナリオを考え、ちょうど良いタイミングで数回にわたり配信します。弊社では、新たな継続顧客の獲得に結びつけるためのシナリオづくりからご提案しています。

カゴ落ちメール
ECサイトでカートに商品を入れたまま一定時間が経過し、購入に至っていないことを知らせるメールを、カゴ落ちメールと言います。何かしらの理由でECサイトから離れてしまった顧客を呼び戻すことで、購入率のアップにつながります。MAツールの機能として備わっている場合は、活用するとよいでしょう。

メールマーケティングの効果を測定し改善する方法


メールマーケティングは、メールマガジンを配信するだけではなく、その効果を正確に測定して継続的に改善・運用していくことが大切です。その具体的な方法についてもご紹介いたします。

コンバージョン率の計測と分析手法
メールマーケティングの成果を把握するためには、コンバージョン率の計測が欠かせません。コンバージョン率とは、メールを受け取ったユーザーが実際に購入や問い合わせなどの目的の行動を取った割合を指します。このコンバージョン率を高めることが、ECサイトの売上向上に直結します。

計測のためには、メール配信ツールに組み込まれている分析機能を活用するのが一般的です。これにより、開封率やクリック率、そしてコンバージョンに至るまでの流れを追跡できます。また、Google Analyticsなどのウェブ解析ツールを使ってメール経由の訪問者の行動を詳細に分析することもできます。

分析したデータを基に、どのメールが良い成果をもたらしたのかを探り、その良い部分を次の施策に活かすことが重要です。例えば、特定の商品を紹介したメールが高いコンバージョン率を記録した場合、その商品の魅力をより押し出したメールを制作し配信することでより良い効果が期待できます。

A/Bテストを活用したメールキャンペーンの最適化
A/Bテストは、メールマーケティングの効果を最大化するための強力な手法です。これは、2つの異なるバージョンのメール(AとB)をランダムに選ばれたグループに送信し、どちらがより高いコンバージョン率を達成するかを比較するテスト。

A/Bテストを行う際には、件名、メールのデザイン、コールトゥアクションの文言、送信時間など、変更する要素を1つに絞ります。これにより、どの要素がコンバージョン率に影響を与えているのかを明確に判断できます。

例えば、件名に「限定オファー」と「特別割引」の2種類を用意し、どちらがより多くの開封率を生むかをテストすることができます。結果から効果的な方を今後のメールキャンペーンに採用することで、コンバージョン率の向上が期待できます。

A/Bテストを継続的に行うことで、メールマーケティングの効果を徐々に高めていくことができます。常に改善点を見つけ出しテストを重ねることが、ECサイトの売上向上につながるのです。やみくもにテストを行うのではなく、より戦略的に効果を出すためのA/Bテスト施策のご提案も、ライトアップでは実績がございます。

ECサイトのコンバージョン向上に役立つツールとサービス


ECサイト運営者にとって、ユーザーの行動を正確に把握し、それに基づいた施策を立てることはコンバージョン率向上の鍵を握ります。解析ツールを活用することで、どのページがよく訪れられているのか、どの商品に興味を持っているのか、どの段階で離脱しているのかなど、ユーザーの行動パターンを可視化できます。Google Analyticsなどの無料ツールから、より高度な機能を持つ有料の解析ツールまで、さまざまな選択肢があります。これらのデータを基に、サイトのUI/UX改善、ターゲットに合わせたマーケティング施策の策定、パーソナライズされたコンテンツの提供など、具体的な改善策を講じることができます。

ライトアップでは、目的に応じてメールマガジンを配信するMA(マーケティングオートメーション)ツールの選定、ご紹介や仲介までご対応しております。MAツールの運用実績は、メールマガジンのサービスページをご覧ください。
また、Google Analyticsの設定代行やサイト分析も行っていますので、必要に応じてご相談ください。

まとめ:メールマーケティングでECサイトのコンバージョンを最大化しよう


メールマーケティングは、ECサイトのコンバージョン率向上にも不可欠な戦略です。この記事では、メールマーケティング具体的な実践手順、そして効果測定と改善方法までを網羅的に解説しました。

ライトアップでは、ECサイト運営者さまに役立つメールマーケティングのノウハウがございます。メールマーケティングを成功に導くための具体的なアクションプランをご提案させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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