診断コンテンツは企業のオリジナリティーを反映する時代へ!診断コンテンツのマーケティング活用例

今回は2023年版として、2022年4月~2023年3月にライトアップが企画・制作に携わった診断コンテンツから、マーケティング活用の新たな傾向をご紹介します。
診断コンテンツは、これまでよりも企業色を濃く反映した形で進化し、マーケティング活用されています。ぜひご参考ください!
※参考コラム「【2022年版】心理診断コンテンツの活用方法に変化あり!マーケティング活用例3ケースをご紹介

企業ごとの“自社データ”を活用した診断制作ニーズが増加


2022年から続く集客・拡散の起点となる診断コンテンツニーズもありつつ、2023年は、一歩踏み込んだ診断コンテンツが求められるようになりました。それが、企業が持つ「自社データ」と診断コンテンツとの連携です。

企業が持つ「自社データ」とは、たとえば顧客ペルソナや、社員の職種や役職ごとに求められるスキルセットのこと。「自社データ」をもとにタイプごとのペルソナを設定し、学術的な心理尺度をもとに結果タイプを分類するロジックを作成することができます。
実例をもとに、2つのCaseをご紹介します。

Case1:自社の人材募集や人材育成のための診断


・自社の人材採用を目的とした診断コンテンツ制作
「多くの人に気軽に応募してほしい」という要望と「求職者の適性を把握したい」という要望、それぞれを両立させる診断コンテンツを企画しました。
採用したいポジション(職種)の仕事内容と、お客様企業の自社内で蓄積されたポジションに求められる素質をもとに、ロジックを考案しました。

・社員のキャリアアップを目的とした診断コンテンツ制作
この企業ではキャリアアップのための独自の評価項目を定めており、社員のフィードバックに活用していました。そこへ診断コンテンツを融合させ、自身の評価判定や、課題把握、アドバイスまでを網羅する診断を作りたいと、ご相談をいただきました。
ライトアップでは、評価項目をもとにオリジナルのロジックを作成いたしました。

Case2:顧客がもつペルソナを活用した診断

みんなの銀行様の「マネータイプ診断」は、デジタルネイティブ世代のお金に対する価値観を分類する診断コンテンツです。みんなの銀行様がお金に対する価値観のペルソナデータを独自でもっており、それをもとにロジックを考案。ライトアップでは、企画、診断ロジック開発、設問・結果テキストのライティングを担当いたしました。

応用編:診断結果を顧客情報の一部としてWebマーケティングに活用


顧客ペルソナや自社社員のスキルセットなど、企業が持つ「自社データ」をもとに診断コンテンツを制作した場合、結果タイプは自社データをもとにしたペルソナに該当します。
つまり、診断コンテンツを通じて、企業が意図する分類に沿って、ユーザーを識別することができるのです。
このとき、診断結果とユーザーのリストを抽出することができれば、Webマーケティングに活用できないでしょうか?

診断結果から導き出した価値観や性格要素を、顧客DBと紐づけることで、顧客それぞれにマッチした個別性の高いコミュニケーションが可能になります。
例えば以下のように、タイプ分類ごとに適したコミュニケーションを考えることができます。



Aタイプ:商品特性をよく理解し、納得してから購入したいタイプ
→ステップメールを送って十分な商品理解を促す

Bタイプ:評判のいいもの、多くの人が支持しているものを購入したいタイプ
→売上ランキングや利用者アンケ―トなどのコンテンツで実績をアピール





顧客DBとの紐づけが難しい場合は、どの結果タイプの割合が多い・少ないという傾向を見るだけでも、マーケティングデータとして参考になるでしょう。

ライトアップが制作する診断コンテンツは、Webマーケティング活用が可能です。パッケージサービスの準備も進めておりますので、今後の発表をお待ちください。

まとめ


2023年の診断コンテンツのトレンドを紹介しました。診断コンテンツは、マーケティング活用にシフトしています。
診断コンテンツの可能性が広がるとともに、お客様の期待も高まっていると感じています。
ライトアップでは今後もご満足いただける診断コンテンツを提供できるよう、精進してまいりますので、お気軽にご相談ください。

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