複数拠点のSNSアカウント運用 拠点ごとのブランディング・集客のポイント

INDEX
複数拠点のSNSアカウントを運用するメリット
複数拠点のSNSアカウントを運用する際の注意点
複数拠点SNSアカウント運用のポイント

複数拠点のSNSアカウント運用とは、チェーン展開をしている企業様が店舗ごとにSNSアカウントを分けて運用することを指します。例えば、英会話スクールの渋谷校と新宿校がそれぞれ別のInstagramアカウントを運用するようなイメージです。
複数拠点をもっている企業様が1つのSNSアカウントで顧客に適切な情報を届けるには限りがあります。各店舗が独自のSNSアカウントを持つことで、店舗ならではの情報発信ができ、地元の関心事に合ったコンテンツを提供することができるでしょう。

今回は拠点ごとにSNSアカウントを分けるメリットや、運用のポイントについて解説します。

複数拠点のSNSアカウントを運用するメリット


SNS複数アカウント運用のメリットと運用のポイント

企業やブランド単体のアカウントとは異なり、店舗ごとのアカウントでは施設紹介やスタッフ紹介など、その店舗ならではの特徴や雰囲気を発信することができます。

そのため、主なメリットは2点です。
・店舗・拠点ごとのブランディングが可能
・近隣のお客さまや、特定の店舗に来店意向のあるお客さまの集客が可能

メリットの詳細を、具体例でご説明します。

<フィットネスジムの例>
フィットネスジムに通おうと思った場合、まずは自宅や職場の近くなど、自分が通いやすい場所にある店舗を調べると思います。そんなときに、店舗ごとのSNSアカウントがあると便利です。
フィットネスジムは、店舗ごとに広さや同時利用可能人数、設置マシンが異なります。また、パーソナルトレーニングのサービスを提供している場合は、トレーナーのサービスレベルは一定であっても、人柄や得意分野など、キャラクターは人それぞれです。
施設やスタッフ紹介など、店舗ならではの情報をSNSアカウントで発信することで、見学予約や入会につながります。入会後も、イベント情報やキャンペーン情報を発信することで、入会者との関係維持・向上につながるはずです。

<猫カフェの例>
猫カフェは店舗ごとに在籍している猫が決まっています。そのため、どんな猫に会えるのか、お店ではどんな風に触れあえるのかを、店舗ごとのSNSアカウントで発信すると効果的です。
来店前のお客さまにはお目当ての猫をみつけてもらい、すでに推し猫がいるお客さまにはSNSを通して猫の様子を伝えることができます。ファンになってもらえれば、来店促進やリピート化につながります。

このように、店舗ごとに特徴の違いがある企業様は、複数アカウント運用に向いていると言えます。

複数拠点のSNSアカウントを運用する際の注意点




複数拠点でのアカウント運用は、一般的に店舗ごとにSNS担当者を決めて運用します。店舗ならではの情報発信が必要なため、店舗の様子や地元の情報を知っている人が担当するのがよいでしょう。
一方で、企業のマーケティング担当者から見ると、以下のような課題が生じることがあります。

・企業やブランドイメージの統一が難しい
・店舗・拠点ごとに運用するため、投稿頻度や投稿の内容にばらつきが出る
・すべてのアカウントを一元管理できない

マーケティング担当者からSNS担当者へ運用方針を周知できていないと、企業自体のブランドイメージから外れてしまうだけでなく、緊急時の対応が遅れる可能性もあります。
そのため、マニュアル・ガイドラインを予め準備して、すべてのアカウントが共通ルールの元に運用されるような仕組みを作っておくことが重要です。

まずは以下のような項目を参考に、運用方針の策定または見直しから始めるのもよいでしょう。
・SNSの目的、コンセプト
・目標とする数値的指標
・投稿する人のキャラクター像
・良い例となる投稿コンテンツ
・投稿画像の作り方
・投稿手順
・禁止事項

複数拠点SNSアカウント運用のポイント


複数拠点アカウントのSNS運用には、適切なリソースと戦略が必要です。コンテンツの一貫性を保つこと、SNS担当者のトレーニング、適切なリソース割り当てなどを計画的に実行することが大切です。

ライトアップでは、SNS運用方針の立案から、マニュアルの策定、SNS担当者向けの勉強会、アカウントごとの個別フィードバックなど、各店舗が一定以上のクオリティで運用できるようサポートプランを提案いたします。
支援の実績も公開していますので、ご参考ください。


ランスタッド様 Instagram運用マニュアル制作

ランスタッド様 Instagram運用マニュアル制作


ランスタッド様は全国に40箇所以上ある支店のInstagramを運用されています。
各支店のSNS担当者が安定的に運用できるよう、運用マニュアルを制作し、短期的に個別アカウントへのフィードバックを支援しました。


複数拠点SNSアカウント運用では、企業のマーケティング担当者とSNS担当者の双方が、安心してアカウント運用ができるように支援いたします。お気軽にご連絡ください。


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